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ユーチューバーって言葉を最近よく耳にします。私はたまに関連動画に挙がってくる動画を見るぐらいで、今回しっかり調べてみました。すると、ユーチューバーという世界には、光と闇が存在していると感じました。今回はその実態を紹介していきます。
・Youtuberって?
Youtubeにアップした動画に広告収入をつけて稼ぐ人のことです。アクセス数に比例して収入は増えていきます。
それだけで生活できる人は限られるにせよ、収入を得ている人は数千~数万人いるそうです。
※広告収入
動画に広告を張ることでスポンサーは自社の商品を広く知ってもらい、動画をアップした人は収入を得ることが出来る双方に利益のあるシステムです。
・Youtuberの光の部分
私たちがyoutuberと聞いて想像するのは、「はじめしゃちょー」さんや「ヒカキン」さんだと思います。
それでは彼らの活動は?
Youtuberの方の動画を見ていて、アクセスの稼ぎ方にもいろいろとあることがわかりました。大ざっぱに紹介していきます。
・無茶する系
普段生活していて、絶対に試すことのないだろう無茶をして視聴者を驚かせます。
例)はじめしゃちょーさん
・珍しい商品を紹介する系
普通に生活していたら手に入らない商品の紹介で視聴者の興味を引きます。
例)はじめしゃちょーさん
・ゲーム実況系
TVゲーム・スマホゲームのプレイ動画、ガチャ動画などを定期的に更新している。
例)赤髪のともさん
・歌う系
例)Goosehouseさん
このように動画の種類にはいろいろあり、それぞれが得意分野を生かしたり、非日常感を演出したりして、視聴者を楽しませています。
どのくらい稼いでいる?
基本的には、再生動画数1=0.1円と言われています。
Ampさんの記事でYoutuberの方がどれだけ稼いでるか検証していたので、そちらを参考にさせていただきます。
その記事の中では、TOP Youtuber13人の推定年収が検証されています。推定なので真偽のほどは明らかではありませんが、どのYoutuberも平均2000万~1億円の年収を得ていると検証されています。
(。´・ω・)‼
正直この額には驚きました。稼いでいる人でも年収1000万程度だと思っていましたが、桁違いの稼ぎに愕然としました。普通に会社に入って一生働いても、この年収に届かない人がほとんどなのが現実ではないでしょうか。Youtuberブームになっているのも納得できる気がします。
・その一方で、 闇の部分も?
水曜日のダウンタウンで下層Youtuberの実態という銘うった回が放送されています。
この番組の悪意ある編集はいつも通りのことですが、本人が楽しんでやっていて、それを楽しむ人もいるならそれはいいことだと思います。
・Youtuberという存在についての問題提起
小学生のなりたい職業ランキング第三位に「Youtuber」という職業が、挙がってきたことが話題になりました。会社で真面目に働いている社会人からしたら「こんなめちゃくちゃな動画を挙げて稼いでるやつらを目指してるなんてありえん。」などという声が聞こえてくるかもしれません。しかし、
「家にいながら」「好きなことをやって」「稼げる」
この文面を小学生が見たら、魅力的に思えて当たり前でしょう。
この結果に対して、多くのYoutuberが反応しています。
その反応は意外なものでした!素直に喜んだり、実際にYoutuberになりたい子に調査してみるという企画を始めるYoutuberがいる一方で、多くのYoutuberが、
小学生に注意を呼び掛けていました!
はじめしゃちょーさん
Youtuberになるから勉強しないのではなく、やることはやりましょう。Youtuberになってください。でも「かっこいい馬鹿を」目指しましょう。
KUNさん
Youtuberって職業になるってことと、好きなことで生きていくってことはなんか違う。「Youtuber」では、高校も大学もいけません。今の社会の現状では、将来の夢としてYoutuberを目指すのは馬鹿かなって思います。
タケヤキさん
このブームは続くかわからない。Youtuberになりたいって一点だけを見てほしくはない。
多くのYoutuberが言っていたように、「楽できるから」「勉強しなくていい」という理由で初めからYoutuberを目指すのはよくないかもしれません。学生の時は、しっかり勉強して、高校・大学に行く。その傍らで、好きなことを動画にするのはとてもいいことだと思います。小学生にとって影響のあるYoutuber達自身が、こういった注意を届けているのが彼らの責任感を感じてとても素敵だと思いました。
まとめ
好きなことをして、視聴者を楽しませる「Youtuber」はとても素敵な趣味です。ただ子供に対するケアは大切で、「勉強しない」でYoutuberになろうとするような子には大人が注意を払っていかなければなりません。